ボートレース住之江の特徴とは?どうすれば勝てるのか徹底解説します!

大阪府大阪市にある「ボートレース住之江」。市街地から離れた場所にひっそりとたたずむ競艇場になります。今回はボートレース住之江にはどんな特徴があって、どんなことを押さえていけば勝つことが出来るのか?について、詳しく解説していきます。この記事を読んで、ボートレース住之江を知り尽くしてしまいましょう。

ボートレース住之江の特徴を解説!

 

引用元:https://www.boatrace-suminoe.jp/modules/datafile/?page=index_suimen

まず最初に、ボートレース住之江の特徴を見ていきましょう。

①水質は淡水で非常に硬い

ボートレース住之江の水質は淡水で、非常に硬いのが特徴です。全国有数の静水面で、モーター性能が良く無ければ、十分な加速は出せないでしょう。もちろん潮の満ち引きも無く、波も起こりづらい競艇場なので、セオリー通りの予想が通用しやすい競艇場になっています。

②1コースに有利な設計

ボートレース住之江は1コースの艇に有利になる設計となっています。ボートレース住之江の第1ターンマークは、振り幅が小さく設計されていて、コーナーへの入り口も広くとってあります。つまり、1コースの艇はスタートから最短距離でコーナーに入りやすく、逃げやすい設計となっています。ただし、水質は淡水のためモーター性能が良く無ければ勝つことは出来ません。

併せて、ボートレース住之江で重要なのは風です。春と冬は追い風、夏には向かい風が吹きます。追い風が吹くと1コースの艇は逃げが決めやすくなります。ただし、追い風が風速4mを越えだすと、ターンで流されやすくなるので、風の強さにも配慮した予想をしなければいけません。とはいえ、1コースが1着になる可能性は非常に高いと考えておいていいでしょう。

③第2ターンマークで荒れる

ボートレース住之江の大きな特徴として、第2ターンマークで荒れるということがあります。ボートレース住之江はスタート時の波がスタンド側と、対岸側にぶつかって戻ってくる特性を持っています。この戻ってきた波は第2ターンマーク付近で複雑な波となって、ボートに影響を与えます。第2ターンマークの荒れたコーナーをどのように回りきるのか?を見定めることが、かなり重要でしょう。

④進入隊形が変化しやすい

ボートレース住之江の進入隊形は乱れやすいです。ピットから第2ターンマークまでの距離は長く、前づけしたい選手は積極的に狙ってくるためです。どの選手も住之江競艇場で1コースが有利な事を知っているため、こぞって前づけをすることもあるでしょう。

⑤3から5コースの捲りに注意

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=12&hd=20210322

ボートレース住之江では、3コースから5コースの決まり手「捲り」が決まりやすくなっています。全国平均と見比べてみましょう。

ボートレース住之江
・1コース:決まり手 捲り 0%
・2コース:決まり手 捲り 23.2%
・3コース:決まり手 捲り 42.7%
・4コース:決まり手 捲り 47.3%
・5コース:決まり手 捲り 25.7%
・6コース:決まり手 捲り 13.8%

全競艇場平均値
・1コース:決まり手 捲り 0%
・2コース:決まり手 捲り 23.8%
・3コース:決まり手 捲り 37.8%
・4コース:決まり手 捲り 43.0%
・5コース:決まり手 捲り 22.2%
・6コース:決まり手 捲り 24.4%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/suminoe/

このように、全国平均と比べても、3コースから5コースが捲りで勝つ可能性は高いです。2コースはセオリー通り1コースをターンの時に差そうとします。この混戦の中で3コースから5コースの艇が巧くスピードターンを決められれば、3コースから5コースの艇も上位争いに絡んでくるでしょう。

⑥通年ナイターレースの競艇場

ボートレース住之江は、通年ナイターレースを行っています。ナイターレースの特徴としては、夕暮れ時のレースで西日が差すため、スタートタイミングを合わせづらいことと、日没後は段々と水温が下がって、モーター性能が高まるということです。特にナイターに慣れていない選手は、西日の関係でスタートで出遅れる可能性が高いでしょう。

ボートレース住之江で勝ちたい!どんなコツがあるのか?

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=12&hd=20210322

ここからは、ボートレース住之江で勝つためにはどんなコツを押さえればいいのか、ご紹介いたします。

①1着は1コースでほぼ間違いない

まずは、1着は1コースでほぼ間違いないとイメージしておきましょう。1コースの1着率を全国平均と見比べてみます。

ボートレース住之江
・1コース:1着率 58.0%
・2コース:1着率 15.3%
・3コース:1着率 11.7%
・4コース:1着率 9.5%
・5コース:1着率 5.0%
・6コース:1着率 1.4%

全競艇場平均値
・1コース:1着率 55.9%
・2コース:1着率 14.6%
・3コース:1着率 12.2%
・4コース:1着率 10.7%
・5コース:1着率 5.6%
・6コース:1着率 1.8%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/suminoe/

このように、全国の1着率と見比べても、明らかにボートレース住之江の1コースは高いことが分かります。基本的には1コースは1着で予想してもほぼ問題ないでしょう。ただし、前述した通り、強い追い風が吹いている時は、第1ターンマークで2コース以下に差される可能性もあります。また、淡水なのでモーターの性能が良くない艇は十分に加速が出来ず、苦戦するでしょう。

モーター勝率や、展示航走のタイムなどをよく確認して、1着の予想を立てることが重要です。また、季節的には、冬に1コースの1着率が得に上がり、夏場は下がるので、その辺りも加味すると穴狙いが出来そうです。

②第2ターンマークに注視する

ボートレース住之江では、第2ターンマークが鬼門です。前述した通り、第2ターンマークではスタート時に発生して跳ね返った波の影響で、特有の波が起こるようになっています。この波をうまく超えられなければ、後続の艇に追い抜かれてしまうため、第2ターンマークに注視しておく必要があります。

ポイントとしては、展示航走の際に第2ターンマークをスムーズに回れるかどうかを見ておくことが重要です。きれいなターンが出来ていたり、内側にスッと入れる艇のモーターは回り足がいいモーターなので、第2ターンマークをスムーズにターンしやすいでしょう。

③地元支部の選手に注意する

ボートレース住之江は、全国屈指の静水面で非常に硬いのが特徴です。淡水の競艇場に慣れていない選手は、ちょっと苦戦してしまうかもしれません。地元の大阪支部に属している選手であれば、こういった競艇場に慣れているため、有利なレース展開が出来るでしょう。大阪支部の選手の次に注目するべきは、多摩川競艇場のある、東京支部の選手に注目です。

④日没後のレースではさらに1コースが有利

ボートレース住之江はナイターレースの競艇場なので、日没後のレースで気温が下がるにしたがって、さらに1コースが有利になります。競艇のモーターは気温が下がるほど本来の性能が発揮されるためで、通常通りの加速がこなせれば、1コースの1着率はかなり高くなるでしょう。展示タイムを参考にすること、選手の体重を加味することで、さらに1コースの1着率は高まります。

ボートレース住之江の特徴とは?どうすれば勝てるのか徹底解説します!のまとめ

というわけで、今回はボートレース住之江にはどんな特徴があるのか?どうすればボートレース住之江で勝つことが出来るのか?などについて詳しく解説してきました。1コースがかなり有利な競艇場であることは、よくお分かりいただけたと思います。セオリー通りの予想を展開しつつ、その他のコースのモーターの状態を加味した着順予想をしてボートレース住之江でも、大勝利を狙ってみましょう。

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