西日本屈指の静水面ボートレース尼崎の特徴や勝ち方とは?

兵庫県尼崎市にあるのが、「ボートレース尼崎」です。沼地を掘削して作った淡水の競艇場で、かなり穏やかな競艇場になります。今回の記事では、ボートレース尼崎にはどんな特徴があるのか?どんな賭け方をすれば勝つことが出来るのか?などについて詳しく解説していきます。

ボートレース尼崎の特徴を一挙ご紹介!

 

引用元:https://www.boatrace-amagasaki.jp/modules/datafile/?page=index_suimen

ボートレース尼崎にはどんな特徴があるのでしょうか?いくつかまとめてご紹介いたします。

①水質は淡水の静水面

ボートレース尼崎の水質は淡水です。元々沼があったところを掘削して作られた競艇場なので、非常に落ち着いた水面なのが特徴となっています。東京のボートレース多摩川に匹敵するほどの静水面と言われていて、非常に硬い水面であることで有名となっています。淡水の静水面なので、モーターの性能と着順が大きく関わってきます。モーター性能をよく見て、順位予想をするのがいいでしょう。

②セオリー通り6コースの1着はあまりない

ボートレース尼崎では、6コースの1着は殆ど無いと考えて良さそうです。それだけ、水面も安定していてレースが荒れることも殆ど無いため、配当も低配当になりがちな競艇場なのです。6コースを穴でねらう事はかなり可能性が低いためおすすめしません。順当にインコースが有利な競艇場でしょう。

③夏の浜風、冬の六甲おろしに注意

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=13&hd=20210329

ボートレース尼崎の特徴としては、夏と冬で吹く風が大きくなることです。夏には甲子園でも吹く浜風の影響があり、冬には六甲おろしと呼ばれる強烈な風が吹きます。どちらも向かい風なので、1コースには不利に働いてしまいます。

風が強風の際には、第1ターンマーク付近で水面が荒れ、2コースから5コースの艇が捲ってくる可能性もあります。1コースの艇が経験不足の選手であったり、勝率があまり高くない選手だった場合には、向かい風を加味した予想をしてもいいでしょう。ただし、それを割り引いても1コースが最も有力なことには変わりないでしょう。

④1コースの1着率が高い

ボートレース尼崎では、全国平均と比べても、1コースの1着率が高いです。データを調べてきました。

ボートレース尼崎
・1コース:1着率 58.2%
・2コース:1着率 15.1%
・3コース:1着率 11.5%
・4コース:1着率 9.9%
・5コース:1着率 4.1%
・6コース:1着率 1.4%

全競艇場平均値
・1コース:1着率 55.9%
・2コース:1着率 14.6%
・3コース:1着率 12.2%
・4コース:1着率 10.7%
・5コース:1着率 5.6%
・6コース:1着率 1.8%

データ引用元:https://kyoutei-joshi.com/boatrace-amagasaki-013/

このように、全国の平均値よりも1コースの1着率は3ポイント以上高くなっています。2コースの1着率もわずかながら高いため、1着に入る艇は1コースか2コースの艇だと見てほぼ間違いなさそうです。3コースから6コースの艇が1着争いに絡んでくることは殆ど無いので、かなり割り引いた予想をしていきましょう。

⑤進入隊形は枠番通りが殆ど

ボートレース尼崎では、進入隊形も枠番通りの可能性が高いです。というのも、ピットから第2ターンマークまでの距離が短く、前づけがしにくいためです。とはいえ、インを果敢に狙ってくる選手もいるため、完全に枠番通りとは言えないため、選手の特性に合わせて、予想をしていきましょう。

1コーススタートが切れれば、1着に入れる可能性が高い事を選手も知っているため、無理をして前づけしようとする選手もある程度います。

ボートレース尼崎で勝つためのコツとは?

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=13&hd=20210329

では、ボートレース尼崎で勝って稼ぐためにはどんなことを押さえておけばいいでしょうか?いくつか挙げてみたのでご紹介いたします。

①1着は1コースを予想するのが高確率

ボートレース尼崎では、殆どのレースで1着1コースの予想で間違いないでしょう。それぐらいに1コースの艇が勝つ確率が高いです。もちろん、淡水面なのでモーターの調子が良くない艇では勝てません。また選手の体重も加速度合いに影響してきます。他の選手と比べて体重が5kg以上多い選手が1コースに入っている時は、予想を見直しましょう。

モーターの調子を見るには、モーター勝率を見て確認してもいいですが、もっと細かく見るには、展示航走の際の「展示タイム」が有効的です。展示タイムではモーターの伸び足を見ることが出来ます。展示タイムで大きな遅れが出ていない限りは、かなりの確率で1コースが優勢になります。

②モーターの良し悪しが完全にレースに影響する

前述した通り、1コースのモーターの調子が良ければ高確率で1着になること間違いないですが、1コースのモーターの調子が良くないようであれば、2コースの艇が優勢です。周回展示タイムを確認して、2コースの艇の方が良ければ、2コースが捲りを決める可能性が上がります。

また、1コースの選手の体重が重い場合もかなり不利でしょう。選手の技術的な面よりも、モーターの性能で着順が決まりやすい競艇場なのです。

③冬場の六甲おろしでレースは荒れやすい

ボートレース尼崎には、冬場に強烈な向かい風「六甲おろし」が吹き荒れます。2m程度の風であれば、レース結果にはそこまで影響しませんが、5mを越えるような強風が吹き荒れた場合には、水面に波も立つため、レースが荒れやすくなります。

1コースはスタートでの加速が不十分になり、そのまま第1ターンマークに突入するので、2コースから差されてしまう可能性は高まります。また、普段は起きない波がコーナーで発生するため、慣れていない選手であれば、外側に流されてしまう可能性もあるでしょう。

モーター性能が良ければ、ターンも巧く決まりますが、1コースのモーターが良く無ければ、他艇が立てた波で更にターンを巧く決められない可能性も出てきます。ボートレース尼崎で大穴を狙いたいのであれば、冬場の六甲おろしが吹き付けるシーズンに舟券を買うのが最も有効です。

夏の浜風も強いですが、六甲おろしには敵わないでしょう。ターンマークが荒れれば、3コースから5コースの艇も上位に食い込んでくる可能性は出てきます。

④雨の日は1コース1着の可能性が上がる

ボートレース尼崎では、梅雨時期に雨の中のレースが多くなります。雨のレースでは、風がほぼ無風になるため、予想がしやすくなります。1コースの艇のモーターが良ければさらに勝率は高まります。そのままモーターの性能をよんで順当に舟券を買っておけば手堅く勝ちやすいのは、梅雨時期になります。

⑤地元支部の選手を押さえておく

ボートレース尼崎は、西日本屈指の静水面競艇場のため、硬い淡水に慣れていない選手は走りにくく感じてしまいます。例えば、山口、福岡、佐賀などの選手は、海水面の競艇場に慣れているため、走りづらさを感じるでしょう。ボートレース尼崎で地元支部の選手が出走している際は、かなりの確率で上位に食い込んでくるため、それを加味した予想をたてるのがおすすめです。

西日本屈指の静水面ボートレース尼崎の特徴や勝ち方とは?のまとめ

というわけで、今回は西日本屈指の静水面競艇場のボートレース尼崎について特徴や勝ち方のコツなどをご紹介してきました。波乱が起こりにくい競艇場なので、一発大穴狙いは中々実現しないかもしれませんが、風の影響などで穴が入れば一攫千金出来ることは間違いありません。

また、地道にコツコツ賭けていきたい人にも、おすすめの競艇場だと言えるでしょう。早速ボートレース尼崎にチャレンジしてみましょう。

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