潮の満ち引きで大混戦?ボートレース徳山にはどんな特徴があるのか?解説!

山口県周南市にある「ボートレース徳山」。ボートレース徳山は、海水を利用した競艇場です。今回の記事では、ボートレース徳山にはどんな特徴があって、どんな方法をすれば勝ちやすいのか?について、詳しく解説していきます。この記事を読んで、ボートレース徳山で完勝しましょう!

ボートレース徳山の特徴はこちら!

 

引用元:https://www.boatrace-tokuyama.jp/modules/datafile/?page=index_suimen

ボートレース徳山の特徴などを簡単にまとめてみたので見ていきます。

①海水の競艇場で潮の満ち引きが激しい

ボートレース徳山は、瀬戸内海の海水を使用した競艇場となっていて、潮による水位の変動が3m近くあることもあります。潮の満ち引きの影響は大きく、レース結果にも影響を与えるでしょう。満潮時には、セオリー通り1コースが1着になりやすいですが、干潮時には3コースから4コースの艇が捲りを決めやすくなります。潮の満ち引きを加味して予想を立てることが重要でしょう。

②1コースの1着率がかなり高い

ボートレース徳山では、1コース1着率が全国平均と比べても、かなり高くなっています。データを集めたので見ていきましょう。

ボートレース徳山
・1コース:1着率 62.9%
・2コース:1着率 14.6%
・3コース:1着率 9.6%
・4コース:1着率 8.4%
・5コース:1着率 4.3%
・6コース:1着率 0.9%

全競艇場平均値
・1コース:1着率 55.9%
・2コース:1着率 14.6%
・3コース:1着率 12.2%
・4コース:1着率 10.7%
・5コース:1着率 5.6%
・6コース:1着率 1.8%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/tokuyama/

このように、全国平均と比べて7ポイント以上も1コース1着率が高いです。これは、追い風のレースが多いことが原因で、1コースのスタートダッシュが問題なく決まれば、かなりの確率で1着になるでしょう。逆に3コースから6コースまでの1着率はかなり低くなっています。

追い風のレースでは、3コースから6コースの艇が捲りを狙っても、外側に流れやすくなるため、1コースをとらえきれないためです。1コース1着は高確率で出るので、ここを頭に叩き込んでおきましょう。

③第1ターンマークでうねりが発生しやすい

ボートレース徳山では第1ターンマークにうねりが発生しやすいです。大潮の時の満潮に向かっているタイミングで、強風が吹いている時はうねりが高確率で発生します。第1ターンマークにうねりが発生している時は1コースのターンが流れて2コースが差しを決めやすくなります。うねりが出ている時は、2コースを優位に予想展開しましょう。

④全体的に差しが決まりやすい

ボートレース徳山でよく出る決まり手は「差し」です。全国平均と見比べていきましょう。

ボートレース徳山
・1コース:決まり手 差し 0%
・2コース:決まり手 差し 66.7%
・3コース:決まり手 差し 12.5%
・4コース:決まり手 差し 25.4%
・5コース:決まり手 差し 10.8%
・6コース:決まり手 差し 14.3%

全競艇場平均値
・1コース:決まり手 差し 0%
・2コース:決まり手 差し 65.8%
・3コース:決まり手 差し 12.3%
・4コース:決まり手 差し 20.0%
・5コース:決まり手 差し 7.1%
・6コース:決まり手 差し 12.4%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/tokuyama/

このように、2コースは特に差しが出やすいですが、3コースから6コースまで満遍なく差しが出やすいとみて間違いないでしょう。ボートレース徳山には追い風がよく吹くことと、第1ターンマークでうねりが発生しやすいため、差しが決まりやすいのです。

また、ボートレース徳山では、第2ターンマークで引き波が残りやすい特徴があります。この引き波の影響で先頭の艇がターンを巧く決められない事があり、2コースから4コースの艇が抜きを決めやすいという特徴もあります。

圧倒的に1コース1着率が高いですが、意外なところに落とし穴があるかもしれません。展示航走の際に第2ターンマークを巧くターンできている選手は差しや抜きを決める可能性が高くなります。

⑤進入隊形は比較的変わりやすい

ボートレース徳山の進入隊形は、比較的変化しやすいです。ただし、1枠から3枠までよりも、4枠から6枠の艇の方が前づけをしやすく、進入隊形が大きく変わりやすいでしょう。展示航走の際のピット離れをよく確認しておきましょう。極端にピット離れがいい艇や悪い艇があれば、枠番とコースの変化が起こるかもしれません。

ボートレース徳山で勝つために徹底したいことは?

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=18&hd=20210329

では、ここからはボートレース徳山で勝つために徹底することをご紹介いたします。

①1着は1コースを大前提でOK

前述した通り、ボートレース徳山の1着は高確率で1コースなので、1着には1コースを予想しましょう。ただし、風の強さをよく確認して予想するのが重要です。ボートレー徳山では基本的に追い風が吹いています。1から2m程度の弱い追い風であれば1コースの加速が十分に発揮され、1コースが逃げやすく高確率で1着に入ります。

しかし、追い風が4mを越え始めると、1コースの艇は第1ターンマークで外に流されやすくなり、2コースの艇に差されやすくなるのです。そのため、風の強さを加味した予想をしなければ、大どんでん返しを食らってしまう可能性もあります。

②風の状況を加味して差しや捲りを注意!

さらに、風が強風になったり潮の満ち引き具合によっては、第1ターンマークでうねりが発生しやすいです。うねりが発生している時は、1コースの艇が巧くターンを決められない可能性もあるので、波乱が予想されます。満潮時は2コースの差しが有効になるでしょう。逆に干潮時には、3から5コースの艇が捲りを決めてくる可能性もあります。

元々捲りは決まりにくい競艇場ですが、潮の満ち引きの関係や1コースの艇のモーター性能が良くない場合は、捲りや差しが決まるケースもあるので、事前の展示タイムや周回展示タイムをきちんと確認して、安易な予想はしないようにするのがおすすめです。

③地元選手を優勢に判断!

ボートレース徳山の潮の満ち引きは、かなり大きいと言われています。特に大潮の時の潮の満ち引きは大きく、干潮と満潮時の際に見える景色がまるで違うとも言われているのです。いきなり他の支部からやってくる選手よりも、この潮の動きに慣れている山口支部の選手は、かなり有利になるでしょう。地元支部の選手が入っていれば、上位争いに絡んでくると予想をして問題ないはずです。

④公式ホームページのデータを使おう!

 

引用元:https://nikkansports.raceyosou.jp/data/boatrace/tokuyama/tokuyamaSide-A4.pdf?97a10eec4360fdcc1df5c005c107372c5b84c088

ボートレース徳山の公式ホームページはかなり充実しています。特に使えるデータが「一周タイム」と「回り足タイム」です。1コースの艇の一周タイムがかなり良かった場合には、殆ど間違いなく1着に入ると見て間違いないでしょう。また、回り足タイムは、ターンを巧く決められるかどうかに関わってきます。

追い風が強い日などに回り足タイムのいいモーターを積んだ艇が2コース辺りに来ると、差しが決まりやすくなることもあるでしょう。その他選手の直前コメントも公開されているため、細かい予想をするのに活用できます。

潮の満ち引きで大混戦?ボートレース徳山にはどんな特徴があるのか?解説!のまとめ

というわけで、今回はボートレース徳山にはどんな特徴があって、どんなことを徹底すれば勝つことが出来るのか?について詳しく解説してきました。1着はかなり予想しやすい競艇場ですが、2着3着をどう予想するのかが、かなりポイントになってきそうです。その日の潮の動きや追い風の強さをしっかり加味して、繊細な予想を立てていきましょう。

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