ボートレース常滑で勝つには?特徴などを交えて徹底紹介します!

愛知県常滑市にあるボートレース常滑。伊勢湾の海水を利用して作られた競艇場ですが、どんな特徴があるのでしょうか?今回の記事では、ボートレース常滑の特徴や、どうすれば勝てるのか?などについて詳しく解説していきます。この記事を読んで、ボートレース常滑を制覇しましょう。

ボートレース常滑の特徴とは?

 

引用元:http://www.boatrace-tokoname.jp/tokodata/suimen

ボートレース常滑にはどんな特徴があるのでしょうか?いくつかご紹介していきます。

①海水だけど潮の影響はない

ボートレース常滑の水質は「海水」です。伊勢湾を利用して作られた競艇場なので、海水でプールが埋められています。海水の競艇場に共通しているのが、潮の満ち引きで流れが変わるということですが、ボートレース常滑では潮の満ち引きは影響しません。というのも、前検日の干潮の時点で水門が閉められ、海とプールが切り離されるためです。もちろん、海とも繋がらなくなるため波の影響もほぼありません。

ただし、海水が張られているということで、艇はスピードが出しやすくなっています。1コースの選手が逃げ切る可能性が高いと覚えておきましょう。

②1コースに有利な設計

ボートレース常滑は1コースに有利な設計となっています。第1ターンマークの幅が40mとなっていて、全国平均の43.5mと比べても狭いのです。このことで、2コース4コースの艇は他の艇に挟まれる関係で、1コースを抜きにくくなります。さらに、第1ターンマークを抜けたバックストレッチ側は128mの設計にしてあり、1コースがトップで侵入した際にトップスピードのままターンを決めやすくなっています。

これらの設計から見て、1コースによほどの事が無い限り有利な設計になっていると覚えておきましょう。さらに、前述した通り水質は海水なので、1コースがスピードを出しやすい環境になっています。スタート時にトラブルでも起こらない限り、1コースが逃げで1着になる確率は高いでしょう。ちなみに、常滑競艇場の1着率も掲載しておきます。

ボートレース常滑
・1コース:1着率 54.5%
・2コース:1着率 11.6%
・3コース:1着率 11.6%
・4コース:1着率 10.6%
・5コース:1着率 8.9%
・6コース:1着率 3.5%

全競艇場平均値
・1コース:1着率 55.9%
・2コース:1着率 14.6%
・3コース:1着率 12.2%
・4コース:1着率 10.7%
・5コース:1着率 5.6%
・6コース:1着率 1.8%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/tokoname/

全国平均と比べて2コースが不利で1コースが有利なことがよく分かります。

③1年を通じて西風が吹く

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=08&hd=20210329

ボートレース常滑では、1年を通じて伊勢湾から西風が吹き続けます。中には風速が5mを越える日もあり、こういった風が強い日は、レースが荒れることが多いです。1mから4m程度の風であれば、予想に加味する必要はありませんが、強風になっている時は、風を意識した戦略を立てましょう。

④進入隊形が変わりやすい

ボートレース常滑の特徴の一つとして、本番ピットが長い事も挙げられます。ボートの側面と同じくらいの幅があり、全国平均のボートの幅1/3から見ると、かなり長いです。この長いピットに慣れていない選手は、ピット離れで遅れることがあり、進入隊形は変わりやすいでしょう。展示航走の際のピット離れをよく確認しておかなければいけません。

⑤波の高さがある時は地元選手が有利

ボートレース常滑では、海とプールが水門で遮断されているため波はありません。ただし、風は1年を通じてやや強く吹くため、風の影響を受けて波が高い日もあります。5㎝以上の波が立っている場合は、地元の選手が有利に走れるでしょう。また、東京、山口、福岡、佐賀の選手も波のある競艇場に慣れているため、波が高い日にはこれらの選手を上位に予想するのがおすすめです。

ボートレース床波で勝つためのコツとは一体?

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=08&hd=20210329

では、ボートレース常滑で勝ちに行くためにはどんなことに気を付ければいいでしょうか?

①1コースを中心に予想を組み立てる

ボートレース常滑は、セオリー通りに1コースが最も勝ちやすい競艇場なので、1コースを中心に予想を組み立てることがポイントです。1コースの艇がよほどアクシデントを起こさない限り、1着は1コースとよんで間違いないでしょう。

2位以下は混戦になりやすい競艇場ですが、2コースと4コースはコースの設計上差しや捲り差しが決めにくいため、不利になりやすいです。2コース4コース以外に能力が高い選手がいれば、上位に食い込みやすくなる特徴があります。

②季節によって変化する特徴を生かす

ボートレース常滑では、西からの風が1年中吹きますが、季節によって若干の変化があります。

春 風向きが変わりやすい
夏 穏やかな風の日が多い
秋 風向きが変わりやすい
冬 季節風が強い日が多い

このようになっていて、特に冬場は向かい風の強風が吹くことがあり、アウトコースの艇が捲ってくる場合もあります。併せて、季節ごとの1コースの1着率も調べてみました。

春 1コース 1着率 61.3%
夏 1コース 1着率 56.2%
秋 1コース 1着率 54.5%
冬 1コース 1着率 53.6%
全国 1コース 1着率 54.1%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/tokoname/

このように、春から夏にかけては全国平均と比べても1コースの1着率は高いですが、秋から冬にかけては全国平均よりも1着率が下がってしまっています。これは、秋から冬にかけて風向きが微妙に変わり、強い向かい風が吹くケースが多いためです。秋から冬にかけては、1コース一辺倒になるのではなく、4コースから6コースの艇も上位予想に絡めていきましょう。

向かい風が強くなると、インコースの選手のダッシュが効かなくなるため、逃げ切ることが難しくなります。さらに、第1ターンマークのバックストレッチ側は広くとってある設計なので、4コースから6コースの選手の捲りが決まりやすくなります。

1コース中心に予想は組み立てるべきですが、季節によって多少変動させることが大切です。

③スタート隊形を予想する

ボートレース常滑で勝ちたければ、スタート隊形の予想に力を入れましょう。前述した通りピット離れが難しい競艇場でもあります。ピット離れが展示航走の時点で遅れている選手は、評価を下げていくのがおすすめです。

冬場になると向かい風が強くなり、スタートタイミングがばらつきやすくなります。スタートタイミングがばらついている時には、4コースから6コースの艇が有利になり、1コースはダッシュが決まらずかなり厳しい展開になるでしょう。

1コースが断然有利な競艇場なので、うまくアウトコースの選手を予想に組み込んで当てることで、高額配当をたたき出せるかもしれません。

④向かい風の日にはターンが巧い選手が有利

前述している通り、ボートレース常滑は風が強い競艇場の一つになります。風の強さ次第で波の高さが変わるため、レースの中盤でも順位が変わる事があります。例えば、第2ターンマーク付近では、風の影響により、艇が走った後に白波が立ちやすくなる日があります。

この場合であれば、ターンが得意な選手が有利になり、上位に絡みやすくなるという特徴もあるのです。ターンが強い選手に注目してみましょう。

ボートレース常滑で勝つには?特徴などを交えて徹底紹介します!のまとめ

というわけで、今回は愛知県常滑市にある「ボートレース常滑」について詳しく解説してきました。海水の競艇場ですが、波も無く走りやすい競艇場だといえるでしょう。ただし、風向きと風の強さ次第では、波乱は十分に起こるため、色々な条件を加味して予想を組み立てていきましょう。

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