ボートレース多摩川の特徴とは?どんな予想をすればいいのか解説!

東京都府中市にある競艇場が「ボートレース多摩川」です。今回の記事では、ボートレース多摩川はどんな競艇場なのか?どうすれば勝つことが出来るのか?などについて詳しく解説していきます。この記事を読めば、ボートレース多摩川に詳しくなること間違いありません。

ボートレース多摩川の特徴を紹介します!

 

引用元:http://www.boatrace-tamagawa.com/modules/tamatano/?page=index_suimen

ボートレース多摩川にはどんな特徴があるのでしょうか?いくつか抜粋したのでご紹介いたします。

①全国一の静水面?予想がしやすい競艇場!

ボートレース多摩川の水面は静水面で、波乱が起こりにくいことで有名です。全国的に見ても、ここまで落ち着いた水面の競艇場は無く、予想がしやすい競艇場になります。全国勝率を元に、選手の能力を図って順位予想をしましょう。

②淡水で水面の広さがあるのが特徴

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=05&hd=20210329

ボートレース多摩川は、淡水の競艇場なので、モーター性能によって大きく着順が異なります。また、水面の広さも十分にあるため、第1ターンマークで全速ターンがしやすい特徴があります。全速ターンがやりやすいということは、2から4コース当たりの艇が捲りを決めやすいとも言えるでしょう。とはいえ、モーター性能の良し悪しで捲りが決まるか否かが変わるので、各艇のモーター性能の確認は必ず行いましょう。

③風の影響が少なくセオリー通りのレース運び

ボートレース多摩川は、風の影響が少ないのも特徴です。バックストレッチ側に防風林が植えられているので、風は殆ど影響しないと言われています。ただし、逆に風が強いと感じる時には、大穴の展開も起こります。風の影響を加味していない選手が多かったり、セオリー通りの予想を立てる人が多いため、意外な穴を狙いやすいのも、ボートレース多摩川の面白いところでしょう。

とはいえ、風の影響が少なく、潮の満ち引きもないため、波乱は少なく、常に無難なレース展開になることは間違いないので、あまり思い切ったベットはしない方がいいとも言えます。風をよく読みましょう。

④捲りが決まりやすい

ボートレース多摩川の特徴としては、捲りが決まりやすいということです。水面が広いため、第1ターンマークにはほぼ全艇が全速でターンを行います。この時に1コースの選手の能力があまり高く無ければ、捲りを決められる確率は、他の競艇場よりも高いです。もちろん、1コースが最も有利な事は変わりありませんが、2から4コースの選手のモーター性能や全国勝率、決まり手などをよく見ておきましょう。

⑤全国平均とほぼ同じ1着率

各コースの1着率は、全国平均とほぼ変わりません。データを拾ってみました。

ボートレース多摩川
・1コース:1着率 54.2%
・2コース:1着率 15.6%
・3コース:1着率 11.7%
・4コース:1着率 11.4%
・5コース:1着率 5.8%
・6コース:1着率 2.0%

全競艇場平均値
・1コース:1着率 55.9%
・2コース:1着率 14.6%
・3コース:1着率 12.2%
・4コース:1着率 10.7%
・5コース:1着率 5.6%
・6コース:1着率 1.8%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/tamagawa/

このように、ほぼ全国平均の1着率が出ています。セオリー通りの予想をしていれば、かなりの確率で当たりそうです。ただし、前述したように殆どの人がセオリー通りの買い方をする為、逆に2から4コースの選手をどう見るのか?で穴を狙いやすい競艇場だとも言えます。

他の人があまり気にしていないところを予想して、大穴に思い切って賭けることも、ボートレース多摩川では有効な作戦かもしれません。

ボートレース多摩川で予想を立てる時のポイントはこちら!

 

引用元:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceindex?jcd=05&hd=20210329

では、ボートレース多摩川で予想を立てる際のポイントをいくつかご紹介いたします。

①若手選手と女子選手の予想を上げてみる

若手選手や女子選手の中には、捲りは得意だけれど、差しや捲り差しは苦手という選手が多いです。差しや捲り差しを決めるには、かなりボートを扱う技術が必要な為です。そのため、その他の競艇場では、若手選手や女子選手は劣勢な予想をするのがセオリーです。

しかし、ボートレース多摩川では、淡水で広い水面があり、さらに第1ターンマークも余裕を持って広さがあるため、若手選手や女子選手が悠々と捲りを決めやすい特徴があります。つまり、若手選手や女子選手の中で決まり手に捲りが付いていたり、捲りを狙おうとしている選手がいるのであれば、評価は上げておかなければいけません。

特に、モーター勝率が高い場合は、ベテランの選手や級別が上の選手をも捲りで抜いてしまう可能性が高いので要注意です。

②2、4、6コースに照準を合わせる

ボートレース多摩川の特徴に、捲りが決まりやすいことが挙げられますが、さらに深くデータを見ると、2、4、6コースの艇が捲りで勝っている可能性が高いのです。

ボートレース多摩川
・1コース:決まり手 捲り 0%
・2コース:決まり手 捲り 25.6%
・3コース:決まり手 捲り 35.8%
・4コース:決まり手 捲り 47.2%
・5コース:決まり手 捲り 18.1%
・6コース:決まり手 捲り 30.2%

全競艇場平均値
・1コース:決まり手 捲り 0%
・2コース:決まり手 捲り 23.8%
・3コース:決まり手 捲り 37.8%
・4コース:決まり手 捲り 43.0%
・5コース:決まり手 捲り 22.2%
・6コース:決まり手 捲り 24.4%

データ引用元:https://kyoutei-navi.com/place/tamagawa/

ご覧のように、2、4、6コースの艇は全国平均よりも高い確率で捲りを決めています。特に4コース6コースは要注意で、モーター勝率が高かったり、選手の能力が高かったりする場合は上位争いに絡んでくる可能性も高いです。

捲りを決めやすいのは、伸び足がいいモーターなので、展示航走の際の展示タイムに敏感になって調子を見るのがベストでしょう。

③モーターの性能を加味した予想を

前述している通り、ボートレース多摩川で最も大きなポイントは「モーターの性能を把握すること」です。淡水で、広い水面なので、引き波に流されることもなく、安定して走りやすいため、選手の実力以上にモーター性能で着順が大きく変わります。

選手が直前のコメントで「乗りやすい」などと言っていたら、評価はかなり高いでしょう。周回展示のタイムや、展示タイムをよく見て、モーターの性能を予想するのがおすすめです。モーター調整が巧い選手もじわじわ上位に食い込みやすくなります。

④5月のモーター交換直後の数字に注意

ボートレース多摩川のモーター交換は5月です。そのため、5月ヵら数カ月間の「モーター2連率」はあまり参考にならない数字です。A1クラスの選手が2回連続でモーターに乗った場合、モーター2連率は上がりますが、それは選手のテクニックによるもので、モーターの良し悪しとは違う可能性が高いためです。

7月ごろになると数値も平均化してくるため、5月から数カ月間は展示タイムや周回展示タイムを主に使ってモーターの能力を図っていきましょう。いずれにしても、性能のいいモーターを使っている選手が最も勝ちやすい競艇場だと言えるでしょう。

ボートレース多摩川の特徴とは?どんな予想をすればいいのか解説!のまとめ

というわけで、今回はボートレース多摩川にはどんな特徴があって、どんな舟券の買い方をすればいいのか?というテーマで記事をまとめてきました。ボートレース多摩川は、非常に落ち着きのある競艇場だとご理解いただけたのではないでしょうか?セオリー通りの競艇場なので、たまに起こる波乱が非常に盛り上がります。しっかりと選手とモーターの特性を見抜き、大穴狙いをしてみましょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *